FC2ブログ
■■■ きょうのお仕事 ■■■ ホーム » ひとり言 »人の死は、突然訪れる。(08/18)

人の死は、突然訪れる。(08/18)  

いつものように事務所に入ったら、九州の実家から電話だった。

「叔父さんが危篤だ」との知らせ。

まったく知らなかったわけではない。むしろ注意深くしていた。
しかし、人の死というものは「大体このころ」と予測は出来ても
突然やってくる。

私の元へ連絡が入ったのは午前10時半、なくなったという知らせを
受けたのが11時半。聞けば臨終は11時06分だったという。
すい臓がんだった。

私にとってはいい叔父貴だった。
警察官一筋で2年ほど前に定年を迎え、これから自由に生きようと
していた矢先だった。警察庁長官表彰で表彰されたとき、
私達夫婦が東京滞在をアテンドしたのだが、帰郷して私の親と
酒を酌み交わすたびに、私達夫婦のことをほめてくれていたという。

高校時代、ちょっとやんちゃだった私は、ちょくちょく叔父貴の
世話になった。

そんな叔父貴のもとへ出向いた去年の春、叔父貴の顔色が土色
だったのに驚いた。その後、免疫治療で横浜の病院に何度も
通っていたことも知っている。一度見舞いに行ったら、術後のベッド
から、我が子に小遣いをくれた。

色んなことが思い出されるが、2年以上にわたる闘病の幕は閉じた。
もう痛みをこらえる必要もない。叔父貴、あなたは良く頑張った。
残された人々の悲しみは深いが、叔父貴が選んだ嫁さんとその子供
達だ。あとはしっかりやっていくと思う。

どうかゆっくり休んでほしい。合掌。

午後は予定を全てキャンセルして、帰省準備に取り掛かる。
通夜は明日、告別式はあさってと決まった。
航空券を手配し、帰省の支度をする。
通常業務をしながら、各所に臨時休業のお知らせを出す。

そして夕方、我が子を迎えに行き、妻と合流して向かったのは
私達親子が親しくさせていただいている小川支配人の店だ。
20日で閉店するという知らせに大いに驚いて、閉店を惜しんで
最後の晩餐に来たのだ。
思いがけず、叔父貴の追悼ディナーになってしまった。
酒が好きだった叔父貴の分まで酒を準備してもらい、当時を
振り返りながら食事だ。
100818b.jpg
はれるやは3年ほど続いたが、やんごとなき理由で閉店となる。
小川支配人はさばさばした様子だった。
私達もこれで付き合いが終わるわけではないから、そこまで
暗くなる必要もないが、やはり閉店はさびしいものだ。

我が子ははしゃぎまくって上機嫌。
小川支配人はもちろん、堀江シェフとも別れを惜しむ。
100818a.jpg
帰宅したのは22時過ぎだった。

明日は朝から移動で九州だ。
あわただしい週の半ばから週末だ。
午前中業務をほんの少し行って、昼前には機上の人となる。
スポンサーサイト



category: ひとり言

thread: 今日の出来事

janre: 日記

tb: --   cm: --

Twitter

プロフィール

最近の記事

FC2カウンター

FC2カウンター

リンク

shinobi アクセス解析

ブロとも申請フォーム

ブログ内検索

RSSフィード

月別アーカイブ

カテゴリー

▲ Pagetop