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次男の五七日(35日)忌。(02/03)  

結局、午前中から午後は何もせず。ただ過ごす。
とはいっても、きょうは次男が亡くなって35日目。

仏教では「五七日」(いつなのか)(ごしちにち)だ。
【解説】
三十五日目は閻魔大王の審判が行われます。
閻魔大王は死者の進むべき道を決定し言い渡す役目です。

閻魔王に定められ振り分けられる転生の行き先は、
地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人間道・天道の六つのいずれかの世界です。
これを六道といい、死と転生が無限に繰り返されますから「輪廻転生」といわれます。
全て生命のあるものは死後にどれかに道にはいって、生死を繰り返すのだそうです。

たとえ天道であっても、苦しみの輪廻する世界を脱することはせず、
永遠不滅の世界が仏界であるとされます。
いま、私達は人間道にいて、犬や猫などの動物は畜生道にいるというわけで、
また死ぬことによっていずれかの六道に生まれ変わるというわけです。
【解説ここまで】

つまり、次男もきょうは閻魔様からどこに転生するか言い渡されている
ことになる。願わくば、もう一度私たち夫婦の子供として戻ってきて欲しい。
彼はこの世に生まれてきただけで、なにも悪いことはしていない。
きっと生まれ変わって私たちの元に戻ってくると信じている。

午前中は七五日の法要。私が経を上げた。

夕方は、本来誕生祝で訪れるはずだった西新宿のフレンチへ。
支配人のオダ氏には全てを伝えた上での来店だ。
130203a.jpg
オダ氏の計らいで、次男にも我が家定番のメニュー「ダックパイ」が
供された。その心遣いに感謝だ。ミニサイズ。可愛い。
130203b.jpg
そして長男もこれまではなかなか食べられなかったダックパイに挑戦した。
130203d.jpg
結果は。。。「美味しい」と半分以上たべた。これでいつでも来られるぞ。
その後のメニューも大体OKだ。

大人は前菜の「ホタテのカルパッチョ」からからスープ、そして魚は
「ハマチのミキュイ プロヴァンス風カネロニとサフランムースリーヌ」
130203c.jpg
(「ミキュイ」とは「半生」の意。文字通り「はまち」のたたきのような
ものだ。それにサフランのソースがいい感じだ)

メインは無理を言って出してもらった我が家の大定番「ダックパイ」
130203e.jpg
ソースは赤ワインベース。
これを食べると、「あぁ、ここのフレンチに来たなー」と実感するのだ。
毎度毎度無理を言って申し訳ないが、本当に美味しいのだ。
130203f.jpg
食事の時間はたっぷり3時間。ラストは長男が寝てしまい、
抱っこしてタクシーに乗り込むことに。

しかしこの時間の中で、サービスしてくれた支配人のオダ氏と、親としての
話などをすることが出来て嬉しかったし、妻と改めて次男についてゆっくり
話が出来たことを嬉しく思う。
本当にいい時間だった。本当にいい供養になった。と強く自負している。
130203g.jpg
次男は亡くなってしまったが、私たちの家族であったことに変わりない。
これからも折に触れて思い出し、話すことになるだろう。

次の供養は四十九日だ。九州から私の両親と弟が駆けつけてくれることに
なっている。その準備もそうだが、次のステップに向けて、しっかり
歩き始めている我が家なのだ。

明日からも家族で進むのだ。
五七日を迎えた次男に、合掌。
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