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まいったまいった。(01/17)  

朝起きてもすっきりしない。
やはり風邪気味のようだ。ワークアウトは正式に中止。
きょうは終日事務所で過ごすことにする。
我が子は本当に陽気だ。ずっと歌を歌いながら通園。
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午前中、かかりつけの内科へ。
注射と診察。投薬してもらう。
いやーまいったまいった。
子供の風邪だが油断は禁物だ。

事務所に戻って雑務諸々。
あまり腹は減っていないが、昼になったので昼食。
いつもの弁当だ。
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腹は減っていなかったが美味かった。
そして夕方まで事務所でのんびり執務。

時間に余裕があったので、最近購入した本を読んでいた。
寺島実郎氏の「世界を知る力 日本創生編」だ。

寺島氏はTBSテレビの「サンデーモーニング」のコメンテーターと
してもすでにおなじみだ。様々な肩書きを持ち活躍されている。
私は寺島氏の解説は大好きだ。

何しろ分かりやすく、理解しやすい。この一言に尽きる。
一応しゃべるのが商売(最近そうでもないが)の私なども
ただしゃべるだけでなく、その言葉に「厚み」や「深み」を
持たせるにはどうすればいいのか常に考えながら話すのだが、
寺島氏の解説や言葉を聴いていると、結局は「学習」と
「広い見識」しかないという結論に行き着くようだ。

今回私が読んでいる本は、3・11の大震災以降、自分達の歴史を
振り返りつつ、真の復興構想と新しいエネルギー戦略を掲げている。
親鸞聖人の思想から宗教の真の意味や、幕末の志士達の生き様など
を現代の我々の生活とオーバーラップさせつつ、その視点から
原子力政策を論じるところに、半端な政治家以上の説得力を感じる。
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文中にこうあった。
(以下引用)

・・・震災後やたらにテレビで流れた「日本は強い国」「ガンバレ日本」
のメッセージのごとく、意味もない激励と鼓舞の中で陶酔し、結束と
団結を訴える空気が醸成される一方で、「日本は終わった」「これまで
の社会のあり方を反省すべし」といった全否定の空気が交錯することに
なる。根拠のない楽観と悲観は「思考停止」という意味において
共通している。

・・・帰宅困難者の人々が、万人等しく配給されるパンや水を
きちんと並んで受け取っているのを見て、はたと思い立った。
(ああ。極限状態のなかでは、人間、絶対平等になるのだ)

・・・わたしたちはいまこそ痛烈な反省の意識を持って近代主義の
光と影を見つめなければならない。

・・・ACジャパンが流し続けた「日本は強い国だから」などという
軽薄な ”励まし” とは鋭く対比をなし・・・

(ここまで引用)
共感できる箇所ばかりだ。また、上記のようにマスコミに対する
批判もある。

震災以降人間の最小の単位である「家族」のあり方が見直されたり
結婚する人々が増えたりと、社会は戦前のような「家族回帰」に
向かっている。翻って我が家もこの典型的な例と同様だ。

常にお互いがお互いを案じている。
こうした空気は子供にも如実に伝わるようで、我が子は事あるごとに
「さんにんかぞくだもんねー」と言う。(早く4人にしたいものだが)
こうした心は今後の成長過程においても重要だと思うのだ。

寺島氏のように天下国家を論じるほどの見識は持ち合わせていない
私だが、家族という単位を見つめなおすと、これまで、ただ流れに
任せてやってきたことをちょっと見直すだけで、今回の震災復興に
役立つことがあるのではないか。と様々なことを考え直す機会を
見出すことが出来るのではないかと思う。

そのようなことを考えながら過ごす私だった。
明日はワークアウト復帰、出来るかもしれない。
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