いろんな意味であわただしい一日。(10/07) 
2009/10/07 Wed. 21:00 [edit]
我が子もここまではいつもどおりだった(気がする)。
台風の影響で東京はだらだら雨が降っている。
きょうは夕方まで事務所に詰めて作業をすればいいのだ。
事務所に入ったらメールが来ていた。
大学時代の同級生だ。
このブログを見てメールを出してくれたのだ。
短い文章だったが、最後にはこうあった。
「今の仕事のきっかけになった吉村くんに感謝!です。」
私は大学進学と同時に、福岡でCMナレーターとしてデビューした。
時代はまだ余裕があったのだろう。私のような学生でも、当時の
福岡のCM業界は私を受け入れてくれた。
最初の仕事は九州録音センターというスタジオから
「レンラクタノム」という電報で来たのを覚えている。
福岡に来たばかりで電話がまだ引けていなかったのだ。
その後、CMだけではなく、番組の出演やイベントのMCなど、
ありとあらゆる出演業務をすることになる。
福岡時代は、言ってみれば大学という青春時代と同時に、
現在の私の基盤を作ってくれた土地でもあるのだ。
大学の講義の間に仕事をしていた。いや、逆だったかも知れない。
とにかく、学校に行きながら良く働いた。
下手をすると今の私より稼いでいたのだ。
今朝メールをくれた彼は、そのころの私を見ていたのだろう。
まさか私のやっていたことが、一人の仕事や運命を決定付ける
ことになっていたとは、改めて驚いた。
でも、何故か非常に嬉しく暖かい気落ちになった。
福岡が懐かしくなった。また近いうちに行こう。。。
さて、きょうの昼飯は。。。
チンジャオロース弁当。久しぶり。
何も言うことはない。美味いのはいつもどおり。
さて、午後の仕事を始めて1時間くらい経っただろうか。
保育園から電話だ。こんなときの電話はあまり言い電話ではない。
「お子様が熱を出されまして」
38.9℃あって食欲もないという。
妻と連絡を取って1時間後に迎えに行き、そのまま病院に連れて
行くことにした。
保育園で私たちを待っていた我が子は、疲れきった表情をしていた。
さー病院行って治療してもらおうね。
と思ったら、いつもの広尾のERは、小児科で緊急対応中で
「受け入れ中止」だそうだ。5~6人がかりというから、余程重篤な
事案が発生しているのだろう。仕方ない。以前ベッドから落ちた
ときにかかった東京女子医大病院に向かう。
新宿区河田町にある病院だ。以前この隣にはフジテレビがあった。
確か元フジテレビアナウンサーの故・逸見正孝氏が入院していたのも
ここではなかったか。
とにかく、受付を終えて、ひたすら待つ。
どうやら我が子は普通の風邪のようだ。季節の変わり目で、
大人だって体調がおかしくなる時期だ。子供ならなおさらだろう。
結局、インフルエンザではないこともはっきりして一安心。
保育園から電話が入っていた。明日は台風上陸の恐れがあるため
閉園とのことだ。了解。妻が仕事を休むことになり一件落着。
明日は午前中から再度広尾のERに受診予定だ。
帰宅の車の中で、家族だなーということを改めて実感。
結局私も妻も午後から自分たちのことは何一つ出来ていない。
全て子供のため。なのだ。
今の私たち家族は3人で1つの単位だ。
しばらくは「ばたつく」だろうが、一つ一つ乗り切っていくしかないだろう。
早く良くなれ、我が子よ。
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