仕事が済んだら、仕事だぜぃ。（08/17）
2008/08/17 Sun. 21:00 [edit]
今日は午後からスタジオワークだ。
日中は天気は持つだろうと思って、一旦自転車で家を出たら、
しとしと雨が降っている。なんじゃこりゃ。出直し。
スタジオは新宿。時間に余裕を持っておいてよかった。
自宅近くの駅から乗り継いでも30分足らずだ。
それにしても地下鉄、人少ないなー。。。
駅からスタジオまでは歩いて10分あまり。最寄駅は曙橋だ。
昔はフジテレビがすぐそばにあった。河田町はすぐそばだ。
河田町時代のフジテレビに、私は何度か来たことがある。
テレビ西日本の番組契約のアナウンサーだった頃に、番組会議や
27時間テレビの出演で。
そして前の会社時代、開局を控えた山形の「さくらんぼテレビ」の
職員採用試験でだ。
現在はテレビ朝日系列の山形テレビは、以前フジテレビ系列だった。
突然フジ系列からテレ朝系列へのネット変更を表明して、山形に
フジ系列の局がなくなった時期があった。
そこで急遽山形にフジ系列の局を作ることになり、アナウンサーを
含めて採用試験が当時河田町にあったフジテレビの本社で
行われたのだ。当時私は前の会社を辞めたくて仕方がなく、
色んな局を受験しまくっていた。試験が終わってから、社長と思しき
方が「わざわざお越しいただきありがとうございます」と挨拶された
のを鮮明に記憶している。
結局、当時フジの知り合いなどにもかなり頼み込んで試験を受けた
「さくらんぼ」は、落ちた。
その後、高知に開局予定のフジテレビ系列の「高知さんさんテレビ」
を受験するのだが、面接で関西テレビの面接官がこう言った。
「ヨシムラサン、さくらんぼ受けられてますよね。おかしいなー」
この一言で事情が分かった。以前にも書いた記憶があるが、
前の会社で「冷や飯」を食わされ続けていたいたころ、私は
東京エフエムやTBSをふくめて、前述の地方局など、採用情報が
ある局を片っ端から受験していた。しかしどの局も上手くいかない。
系列が違うとはいえ、そこは同じ「放送局」だ。
人が動けば「仁義」を切る場面もある。
「貴局の○○さんが、このたび弊社を受験されまして、弊社としては
採用したいと思っておりますので、一つよろしくお願いします」
そこで、手放したければ「分かりました。どうぞよろしくお願いします」
となるのだろうが、私の場合は違ったらしい。
当時の会社は「それは困る」となったに違いない。
いてもいなくても、どーでもいい存在にしておきながら。である。
採用する会社が現れると妨害する。
上記のように、はっきりしたやり取りではなくても、
「お宅の○○さん、どんな人？」と探りが入ることはよくある。
佐世保に本社がある、甲高い声の社長で人気の大手通販会社が
自前でテレビスタジオを持つことになり、系列キー局の関連会社で
働いていた人物が応募してきたときも、前の会社に「人定」の
問い合わせがあった。政界でいうところの「身体検査」だ。
話がそれたが。。。
その頃から海外取材や局の周年記念特番などが集中して私に
回ってきた。まるで国内では動くな。といわんばかりにだ。
どんな理由で「辞めさせたくない」と考えたのかは知る由もないが、
局のプロパーとして退職する道は私には残されていなかったらしい。
結局、当時同じ会社のマスター勤務だった今の妻と結婚して
回りには「あいつも腰を据えたか。もう辞めないだろう」と安心させて
半年後に2人揃って辞表を提出した。
どこの局に移籍するわけでもないので、当然会社も私の動向など
つかんでいない。辞めるという人間を引き止める道理もない。
私が所属したのはナレーターや声優のプロダクションだったからだ。
・・・その後、私が前いた局のキー局で18：20前後にOAされる
「特集」のリポーター役で顔出ししたとき、そのキー局のある社員が
「その手があったか」とつぶやいたという話を人づてに聞いた。
この人は結局、前いた会社に私の情報を流していた「情報屋」的な
存在だったらしい。雲仙普賢岳災害のときは共に災害報道に従事し、
仕事の悩みなどを打ち明けられる「よき先輩」だと、私は勝手に
思っていた。
大人の世界はいろんな意味で醜いですな。
人の運命なんて簡単に変えてしまうんだから。
しかし私は全力で前の会社を飛び出した。
結果は「吉」だろう。
私にとっては今は昔。
しかし弱者に歴史あり。記憶は残り続ける。
・・・ここを通るたびに福岡時代のいい思い出と、その後の
とんでもない思い出が交錯する。しかし人生の教訓を得た思いだ。
色んなことを考えながら歩く道。なかなか悪くない。
今日のスタジオは何度も来たことがある場所だ。
物件はいつもやらせてもらっている。企業のマニュアル物だ。
今日は「消費者生活用製品安全法」いわゆる「消安法」だ。
パッケージ物が2本。先方は3時間程度を見込んでいたらしいが、
その半分の、1時間半で終わる。
早く終わればスタッフも別の仕事に早く取り掛かれるし、
スタジオ時間も安く上がる。職人の意地。
雨で気温が低くなった都内を、ぶらぶら歩いて、もと来た道を戻る。
自転車で来なくてよかった。きていたら今頃はずぶ濡れになって
いただろう。
それにしても日曜だというのに人の少ないこと。。。
雨の影響か？お盆休みで都内に人がいないのか？
ゆったり座って帰宅。明日は天気回復するかなー。
オリンピックは浜口は「銅」、伊調馨は「金」そして卓球は男女とも
敗退だそうだ。小泉元総理じゃないが「人生いろいろ」だ。
今日がだめでも、明日がある。
オリンピックと規模は違うが、私はそれを体感してきた。
大抵のことでは驚かない自分に驚くことがある。
さて、明日はいい日か。
日中は天気は持つだろうと思って、一旦自転車で家を出たら、
しとしと雨が降っている。なんじゃこりゃ。出直し。
スタジオは新宿。時間に余裕を持っておいてよかった。
自宅近くの駅から乗り継いでも30分足らずだ。
それにしても地下鉄、人少ないなー。。。
駅からスタジオまでは歩いて10分あまり。最寄駅は曙橋だ。
昔はフジテレビがすぐそばにあった。河田町はすぐそばだ。
河田町時代のフジテレビに、私は何度か来たことがある。
テレビ西日本の番組契約のアナウンサーだった頃に、番組会議や
27時間テレビの出演で。
そして前の会社時代、開局を控えた山形の「さくらんぼテレビ」の
職員採用試験でだ。
現在はテレビ朝日系列の山形テレビは、以前フジテレビ系列だった。
突然フジ系列からテレ朝系列へのネット変更を表明して、山形に
フジ系列の局がなくなった時期があった。
そこで急遽山形にフジ系列の局を作ることになり、アナウンサーを
含めて採用試験が当時河田町にあったフジテレビの本社で
行われたのだ。当時私は前の会社を辞めたくて仕方がなく、
色んな局を受験しまくっていた。試験が終わってから、社長と思しき
方が「わざわざお越しいただきありがとうございます」と挨拶された
のを鮮明に記憶している。
結局、当時フジの知り合いなどにもかなり頼み込んで試験を受けた
「さくらんぼ」は、落ちた。
その後、高知に開局予定のフジテレビ系列の「高知さんさんテレビ」
を受験するのだが、面接で関西テレビの面接官がこう言った。
「ヨシムラサン、さくらんぼ受けられてますよね。おかしいなー」
この一言で事情が分かった。以前にも書いた記憶があるが、
前の会社で「冷や飯」を食わされ続けていたいたころ、私は
東京エフエムやTBSをふくめて、前述の地方局など、採用情報が
ある局を片っ端から受験していた。しかしどの局も上手くいかない。
系列が違うとはいえ、そこは同じ「放送局」だ。
人が動けば「仁義」を切る場面もある。
「貴局の○○さんが、このたび弊社を受験されまして、弊社としては
採用したいと思っておりますので、一つよろしくお願いします」
そこで、手放したければ「分かりました。どうぞよろしくお願いします」
となるのだろうが、私の場合は違ったらしい。
当時の会社は「それは困る」となったに違いない。
いてもいなくても、どーでもいい存在にしておきながら。である。
採用する会社が現れると妨害する。
上記のように、はっきりしたやり取りではなくても、
「お宅の○○さん、どんな人？」と探りが入ることはよくある。
佐世保に本社がある、甲高い声の社長で人気の大手通販会社が
自前でテレビスタジオを持つことになり、系列キー局の関連会社で
働いていた人物が応募してきたときも、前の会社に「人定」の
問い合わせがあった。政界でいうところの「身体検査」だ。
話がそれたが。。。
その頃から海外取材や局の周年記念特番などが集中して私に
回ってきた。まるで国内では動くな。といわんばかりにだ。
どんな理由で「辞めさせたくない」と考えたのかは知る由もないが、
局のプロパーとして退職する道は私には残されていなかったらしい。
結局、当時同じ会社のマスター勤務だった今の妻と結婚して
回りには「あいつも腰を据えたか。もう辞めないだろう」と安心させて
半年後に2人揃って辞表を提出した。
どこの局に移籍するわけでもないので、当然会社も私の動向など
つかんでいない。辞めるという人間を引き止める道理もない。
私が所属したのはナレーターや声優のプロダクションだったからだ。
・・・その後、私が前いた局のキー局で18：20前後にOAされる
「特集」のリポーター役で顔出ししたとき、そのキー局のある社員が
「その手があったか」とつぶやいたという話を人づてに聞いた。
この人は結局、前いた会社に私の情報を流していた「情報屋」的な
存在だったらしい。雲仙普賢岳災害のときは共に災害報道に従事し、
仕事の悩みなどを打ち明けられる「よき先輩」だと、私は勝手に
思っていた。
大人の世界はいろんな意味で醜いですな。
人の運命なんて簡単に変えてしまうんだから。
しかし私は全力で前の会社を飛び出した。
結果は「吉」だろう。
私にとっては今は昔。
しかし弱者に歴史あり。記憶は残り続ける。
・・・ここを通るたびに福岡時代のいい思い出と、その後の
とんでもない思い出が交錯する。しかし人生の教訓を得た思いだ。
色んなことを考えながら歩く道。なかなか悪くない。
今日のスタジオは何度も来たことがある場所だ。
物件はいつもやらせてもらっている。企業のマニュアル物だ。
今日は「消費者生活用製品安全法」いわゆる「消安法」だ。
パッケージ物が2本。先方は3時間程度を見込んでいたらしいが、
その半分の、1時間半で終わる。
早く終わればスタッフも別の仕事に早く取り掛かれるし、
スタジオ時間も安く上がる。職人の意地。
雨で気温が低くなった都内を、ぶらぶら歩いて、もと来た道を戻る。
自転車で来なくてよかった。きていたら今頃はずぶ濡れになって
いただろう。
それにしても日曜だというのに人の少ないこと。。。
雨の影響か？お盆休みで都内に人がいないのか？
ゆったり座って帰宅。明日は天気回復するかなー。
オリンピックは浜口は「銅」、伊調馨は「金」そして卓球は男女とも
敗退だそうだ。小泉元総理じゃないが「人生いろいろ」だ。
今日がだめでも、明日がある。
オリンピックと規模は違うが、私はそれを体感してきた。
大抵のことでは驚かない自分に驚くことがある。
さて、明日はいい日か。
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