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鬼のような仕事・その1。(04/02)  

いよいよまたやってきました。世界的に超有名企業。
ビ○・ゲ○ツ会長率いる、マ○○ロソ○トのナレーションですぅ。
その前に電車から見た目黒川沿いは・・・。
なんと言うことでしょう。(加藤みどり風に)あたり一面、桜の花で
覆われているではありませんか。いや、マジでびっくり!
何年も通ってるのに!こんな感じざんす。
070402a.jpg

ちょっと早めについたので、ファストフード店で原稿の最終チェックを
かねて時間を過ごし、ふらっと目黒川にかかる橋のうえで一枚。
070402b.jpg

さ、桜を堪能したところで、仕事行ってみよー!今日のは、
オ○○ス2007と、パ○○ポ○○ト2007という商品と、社員の心構えなど
を説いた内容。いずれも本国のア○○カで作成され、翻訳会社が翻訳
したものらしい。
070402c.jpg

最初の2商品は、最初こそ苦労したものの、言い回しなどには慣れて
しまったため比較的順調。
070402d.jpg

問題は「社員教育用」であった。内容は・・・。

→日本語を知らないアメリカ人が、自信たっぷりに早口でしゃべる。
→それを翻訳会社が翻訳する。色んな修飾語がついて長めの訳になる。
→フラッシュ画像の編集は日本のことなどお構い無しに英語で進む。
→英語で10秒のコメントが、仮に日本語で20秒になっても、画像の
秒数は10秒しかない。とゆーことは、日本語訳を10秒で喋るしかない。

とにかく早口言葉のように、尺数に収めてしまえばいいのだ!とは
言っても、人間の読むスピードにも限界が・・・。事情を知らない
マ○○ロソ○トの日本人社員がこれを聞いたら・・・。
「このナレーション、鬼のように早くない??」
「なにーこれー!?ふざけてんでしょ、このナレーター」
となることは想像に難くない。
いやぁぁぁ!!!!やめてー!!!
だって自分でなに言ってっかわかんないんだもん。
こりゃ自分のナレーションとしてはなんとも言えない部類に入るぞ。
こんなめちゃくちゃなナレーションをしたにも関わらずスタジオの
担当さんは心が優しく、「いやー素晴らしいですねぇ!」と絶賛の嵐。

担当さんは本国に対して、「日本語訳を英語尺の画像に当てるときつい
ですよ」とさんざん言ったそうだが、そんなの世界の警察、ア○○カ人
が聞くわけないさー。

NHKのアナウンサーが1分間に読む字数が、400から500字くらい。
原稿用紙1枚が400字だから、昔に比べりゃ、確実に早くなってる。
でも、今回自分がやったのは、確実に1分間に800字以上あったよ!
わたしゃねー、びっくり日本新記録やってるんじゃないからねー。
原稿もこぉんなに!!!
070402e.jpg

でも面白いことに、商品と社員教育用の2つの仕事、クライアントは
全くの別会社である。
「でもナレーターは、ヨシムラさん指名で来たんですよ」と、スタジオ
担当者も驚いた様子。これまで全くお付き合いのなかったア○○カの
クライアントが突然メールで収録を依頼してきたらしい。。。

うーん、恐るべし。マ○○ロソ○ト!
でもさー、も少し余裕持って読ませてねん。。。
この仕事、明日もある。しかも、まだ原稿が届いてない。きっつー!
明日は史上初!100枚超の原稿を初見で読むSPですっ!!!!!!!
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