いい時間。(06/09) 
2013/06/09 Sun. 21:30 [edit]
家ではそこまで飲まないので、私にとってはヘビーだ。
7時すぎに朝食のため1階レストランへ。
そこそこ食べる。食べると調子が出てきたが、やはり眠たい。
集合時間までちょっと寝る。
昨夜、宴会をした先輩たちに加えて、今朝は地元からもう一人「アカギさん」
が加わって出発。アカギさんには車を出してくれることになっている。
療養施設まで山道を1時間半ちょっと。
途中で弁当を調達して施設に到着したのは10:30ころ。
マキノさんの作戦で「私とマキノさんの二人で来る」ということになっていた。
ところが車が到着して5人が降りてきたので、カサハラさんは驚いていた。
まずは近況やなどをボツボツと。そして写真でも撮りますか。となって、
それぞれのカメラで撮影大会だ。それぞれのFacebookで公開されるだろう。
(左から私、石戸さん、岡田さん、牧野さん、中央は笠原さん、
その隣は赤城さん。私以外はすべて当時の「先輩」だ)
カサハラさんがこの施設に入って10年を超える。
詳細の病状などは控えさせていただくが、カサハラさんは「全介護」。
すべてのことを誰かの手を借りないとできない状況だ。
そんな状況の中で、施設の広報誌をPCを駆使して一人で作っている。
施設の行事や祭りの時には放送研究部時代の経験を生かして、音響監督を
やり、祭りのPOPなども作って、祭りを「変えた」という。
入所当時は「とてもそんな気持ちではなかった」とは本人。
でも今はすべてのことに「前向き」だ。
話は大学当時の話へ。
昭和の大学生活を経験した者には分かるだろうが、当時の大学生活には
いまの学生生活にはない、何かがあった。当時の思い出話、それも
今では考えられないような話が飛び出して、腹がよじれるほど笑ってしまう。
途中で買ってきた弁当で昼食。
その後も話は尽きることはなかったが、帰りの新幹線の時間だ。
13:30過ぎに別れを惜しんで施設を出発。
車を出してくれたアカギさんに感謝。
山口から来てくれたイシドさんに感謝。
マキノさんが昨日突然連絡したにもかかわらず、夕べの宴会も、きょうも
来てくれたオカダさんに感謝。
そして、今回の訪問を企画したマキノさんに感謝。
さらに今回我々を引き合わせてくれたに等しいカサハラさんに感謝だ。
新幹線は15:32発。
乗ったら、やはりこれだろう。
結局オヤジが2人で飲みながら新幹線に乗って帰る。
つまみはマキノさんセレクトの「鯛かまぼこ」ものすごく美味だった。
マキノさんとは手前の駅で別れ、私は19:09に品川着。
その後山手線で帰宅。19:40には帰り着いた。
久し振りの「いい時間」だった。
30年ぶりという時間を感じさせない大学時代の先輩たちだった。
実は私は、放送研究部には入学から半年しか在籍していない。
あとは福岡の「業界」で、実践的にナレーターとして稼動していたからだ。
そんな半年しかいなかった私を先輩たちはしっかり覚えていてくれた。
それほど当時の私のキャラが印象的だったのだろうか。
いずれにしても、このような再会の時間を持てたことに感謝なのだ。
先輩たちは、しっかり地元に根を張ってそれぞれの家庭を築いていた。
東京で出会う中途半端なビジネスパーソンよりも、よほどインターナショナル
だった。結局それは、自分の「スタンス」や「立ち位置」がしっかり分かって
いるからではないのか。私はそう思った。
そうしたことを目の当たりにできただけでも、凄い収穫だ。
明日から新しい一週間だ。
いろんな意味で、しっかりやろう。
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