何と言う月だ。6月は。(06/22) 
2012/06/22 Fri. 23:00 [edit]
我が子と妻をいつものように送って、そのまま車で新宿のスタジオへ
向かう。時間が余ったので、車を停めて時間調整。
雨だ。何と言う降り方だ。

時間調整のわずか30分の間に何本もの電話がかかってきた。
内容は、昨日私が原因を突き止めた別事業の処理案件についてだ。
私はそこまで大げさに考えて対処するつもりは無いのだが、
そこがアウトソーシング先の付け入る隙なのだろうか。
「これは今やって置かないと大変なことになります」
「そのためにはかなり費用がかかります」
私も別事業とはいえ、伊達に10数年も従事していない。
別事業と表記しているが、弊社の売上の9割は別事業が稼いでいる。
これまで多くの業者と接してきたが、まさに玉石混合なのだ。
仕事が粗く、取り引き中止にした事業者もいれば、最初は
まじめだと思っていたのに、案件が保険対応と言うことが分かると
目の色を変えて食いついてきて「あれもこれもやりましょう」
とプレゼンしてきた卑しい事業者。
果ては弊社の施設設備を壊しておいてほったらかしにしてしまう
事業者など、様々だ。
まじめに仕事をしている事業者には気の毒だが、そのような経験を
してきた今、私と弊社は、事業者の言っていることは半分信じ、
半分は信用していない。医療と同じで、見積もりなどに疑問を感じたり、
何より私の「直感」で「怪しい」と思ったら他の事業者にも
「セカンドオピニオン」を求めることにしている。
これまでかなりの金額の(年収の数人分)を授業料としてきても、
世の中には「人の懐から金をむしりとろう」と狙っている輩は大勢いる。
今回の処理案件は、信頼できるスタッフと共に最小限の対策で乗り切る
ことにした。業者の言いなりになっていると、金がいくらあっても
足りない。
さて、雨の影響でコインパーキングはどこも満車だ。
やっと見つけてスタジオに飛び込み、収録開始。
いつものポッドキャスト。

原稿の分量は多かったが、エンジニア・マルオ氏の的確なオペレーションで
最終チェックまで含めて1時間以内で終了。
その後は事務所に戻って執務続行。
事務所収録の案件もあったので、納期は来週だがきょうのうちに
済ませることにした。
その後も事務処理ばかりが続き、夕方になる。
先月から大型の処理案件が続いているが、どうして次から次に
問題が発生するのか。と妻にぼやいたら、
「これまで出なかった問題がこの時期に噴出して、仕事や関わっている
事業者を取捨選択するいい機会になっている。少なくとも悪い問題
ばかりではないんじゃないの」
という答えが返ってきた。
そりゃそうだ。目先の問題は確かにややこしい問題だ。
私も何度現場に足を運んで対策をとってきただろう。
いくつ者事業者が関わり、何人ものスタッフが関わっている現場だが、
最終決定は私が出さなければ実際に動かないのだ。
「金は使わず、身体を使え」みたいな格言をどこかで聞いたことがあったが、
今の私はまさにそれだと思う。
今回の処理案件は一応今月で目処がつくはずだ。
心身ともにさわやかな気持ちで夏を迎えたいとおもうこの頃だ。
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