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雨のち晴れ。(02/18)  

朝から外が煙っていると思ったら、雨が降っていた。
よりによって出掛ける前に。。。
しかも9時を過ぎたら止むという。
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我が子に傘を差させようか迷ったが、結局バギーで出発。
とーこーろーがっ、保育園を出てジムに向かう頃には雨が上がった。
そのままジムにチェックインしてワークアウトを2時間少々。
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妻の両親が上京する前日に行ったきりなので7日ぶり。
余り時間がないので、最後のウォーキング30分を割愛した。
きょうは夕方頃かなり歩くので、それで代用しよう。
110218c.jpg
ワークアウトが終わる頃はこんな青空だ。日も差してきた。
さーて事務所入ろう。
110218d.jpg
程なく、金融機関へ出向いて打ち合わせ。
来週、決済を一件控えていて、その下打ち合わせだ。
打ち合わせは順調に済んで、昼食を調達して事務所へ。
あとはずーーーーーーーーっと事務所で仕事だ。

夕方、歯医者へ出掛ける。
何となくいろいろ口の中が気になっていたので、虫歯チェックと
スケーリング(歯の掃除)をしてもらう。自宅の先まで往復。
これで午前中のウォーキングの代わりになっただろう。

男性が歳を取ると衰えてくる箇所をあまりいい言葉ではないが
「歯・目・マラ」という。
確かに私も40台立派に後半なので、目はしっかり老眼だ。
スタジオに入るときは必ず眼鏡が必要になってしまった。
そして歯もそろそろ、細やかな気遣いをしなくてはならない
年齢になったようだ。
そして後一つは。。。ご想像に任せます(苦笑)。

さて夕方、事務所に戻ったら、妻が先に入っていた。
簡単に業務報告など。
そして我が子をピックアップ。
ビックカメラで買い物少々、ipadなどを見て「欲しいねー」
110218e.jpg
変わったところを通って帰宅。
「のんべい横丁」だ。
以前は私がヘアカットしている美容室の親会社が、ここで
店を出していたのでたまに通っていたが、子供が出来て
とても飲みに行くどころではない。
我が家は家族総出で仕事と子育てなのだ。

帰宅して慌しく食事して束の間。
撮り溜めておいた映画がやっと最後まで見られた。
日本航空の御巣鷹山墜落事故と社内の人間関係、そして組織の実情を
克明に描いた「沈まぬ太陽」だ。面白かった。

劇中、組合の委員長だった渡辺謙演じる「恩地元」なる人物が
報復人事でパキスタン、イラン、ケニアと、数年おきに飛ばされる
場面があった。視ながら自然に思った。
「恩地はまるで会社員当時の私じゃないか」

唯一つ違うのは、私は途中で会社を辞めてしまったことだ。
恩地のモデルとなった小倉寛太郎(おぐらひろたろう)氏は
こう述べている。(以下本人の講演より抜粋)
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やめるとよろこぶやつがいる。東京本社では喜び、その場で祝杯を
あげそうなのがぞろぞろいる(笑い)。一方、成田や羽田では、
やめちゃったんだそうだ、なんて、ヤケ酒飲むのがいるかもしれない。
それ考えると冗談じゃないやめられない、ということですよね。
みんなが手を挙げてやめてよかったというのならやめていますよ。
しゃくにさわるやつが喜んで、がっかりするやつを悲しませちゃ
いけないと思ったんです。
-------------------------
日本航空と私が元居た会社では規模から何から全てが違うが、
外道がいたということには変わりないということか。

私がやめたところで、誰もなんとも思わない。
たった数十人の田舎の会社で。そんなのは余りにも悲しい。
このブログにも度々登場するが、私は懸命に仕事をした。そして
それなりの作品も残したが、評価されなかった。これは少し堪えた。

それから、このままここに居たら自分の将来が見通せてしまった
ことも、退職を決断した大きな要因かもしれない。

・・・劇中で最初は恩地と組合活動をして、役員に上り詰め、
最後には恩地のことを「目障りだ」といいつつ、部下に
不正を刺されて地検の事情聴取を受ける三浦友一演じる「行天」という
架空の人物は、私のケースでは確かに存在した。
人というのは自分の出世や利害が関係すると、豹変するものだ。

しかし小倉氏はこう言っている。「天知る、地知る、我知る」
誰も知らないと思っていたら大間違いだ。

こんな映画が出来るほど、日本航空は組織的に病んでいたのだろう。
だがこうしたことは、どの企業にもありうることだ。
程度の差はあれ、恩地や私のような目にあったものは多いはずだ。
家族のために歯を食いしばって耐えに耐えている方も多いだろう。
それも一つの生き方だ。

私は精神衛生上「清々しく」なる方を選択した。
私はあのままだったらどちらかが命を落とすことになっていたかも
しれない、とさえ思う。

そんな前のことをもう書く必要はない、と妻は言う。
確かに傍目に見れば昔のことと映るだろう。
だが、戦争の嫌な記憶だって、航空機事故や自然災害で大変な
思いをした人だって、まるで昨日のことのように思い出し、
涙して、今日まで語り継がれているではないか。

私に起こった出来事はそれほど深かったということなのだ。

いやぁ、またいろいろ考えさせられた。
人間の記憶というのは、インパクトがあればあるほど、残る。
しつこいものだが、自分の意志ではどうしようもない。

一つ言えることは、人生は楽しく生きたほうがいい。ということだ。
人を貶めて上り詰めて手にした地位や収入がそれほど嬉しいか。
ということだ。人生ほぼ折り返しの中年男の独り言だ。
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