FC2ブログ
■■■ きょうのお仕事 ■■■ ホーム » お仕事 »年末はほんとに忙しい。(12/19)

年末はほんとに忙しい。(12/19)  

なんと慌しい年の瀬だろうか。
私のこれまでの40数年の人生の中でも、
最も忙しい年末かもしれない。

家族が一人、それも赤ん坊がほんの一人入るだけで、
その忙しさは倍増だ。特に妻の場合はそう感じるだろう。
しかし子供は脳天気だ。ひゃー。
081219b.jpg
いつものように定時に出発。
抜けるような青空を見上げながら歩けば、
なんと気持ちがいいのだろう。
081219a.jpg
局に入ればほぼ一日、窓の無い空間で過ごすことになる。
私は週一の担当だからそうでもないが、毎日となるとかなり大変
だろうと思ったりする。。。
081219c.jpg
久しぶりに、トイレの帰り道に、廊下を写してみた。
081219d.jpg
およそテレビ局らしくない廊下だ。この奥で毎日毎日ニュースが
送り出されている。さて、きょうの1250ニュースは。。。

1・GDP大幅下方修正 来年度経済見通しは「ゼロ成長」
2・日銀決定会合 追加利下げに期待
3・予算編成大詰め 「埋蔵金」に頼る綱渡り編成に
4・地方交付税4100億円増額 「地方重視」総額15兆8000億円
5・緊急雇用対策関連法案 与党退席の中 参院を通過
6・トヨタ自動車 単体の営業損益 赤字に転落
7・ブッシュ大統領 ビッグ3に計画破たんを示唆
8・いすゞ自動車 解雇撤回求める審尋開始

・・・とした。
081219e.jpg
ぼろぼろのアクセント辞典。どのように使えばこんな姿になるのだろう。
誰か食いちぎってる奴でもいるのか。
とにかく、突然「あのアクセント、どうだっけ」となることがある。
我々の強い見方だ。

1250に続いて1355は、予算関連のニュースに続いて、天皇陛下の
来年の一般参賀は、陛下の負担軽減を考慮して7回から5回に
減らすというニュースを伝えた。
さー昼ごはんだ。
081219f.jpg
妻の弁当。実はこのブログの読者でもあるねずみの国の近くのホテル
にお勤めのニシガキサンは「奥様のお弁当が非常に気になる」らしい。
詳細は、次回お世話になったときに直接お話いたしましょう。
また近日。。。
081219g.jpg
食事を終えてルーティンワーク。「速報!!記者会見」の準備。
そしてOA数分前。

「地震です。青森八戸で震度3」
了解。担当のアダチクンとホリエアナがさっと情報収集と速報画面の
手配をしてくれている。16:00にOA開始。

タイトルのあと、私のワンショットに切り替わったらすぐに画面上部に
地震速報が流れ出した。それにあわせて、私もしゃべり始める。
「今、画面の速報スーパーでもごらん頂いていますが、番組開始の
7分ほど前に東北地方で強い揺れを感じました・・・」
震源地、震源の深さ、マグニチュード、津波の心配なしなど、
一通りの情報を伝えて、番組は進行。生放送らしい進行だ。

そして、 日銀の金融政策決定会合で、ついに政策金利が
0.1%になった。ゼロ金利は間近かなのか?
081219h.jpg
まーとにかく生放送のよさは、発生した情報を直ちにOAに反映
させられることだ。90分はあっという間だ。
081219i.jpg
閣僚のVTRの間に、届けられた夕刊を読むのも日課だ。
毎日新聞の夕刊に、放送作家が書いているコラムがある。
きょうのテーマは「調整中」だった。
081219j.jpg
年末年始番組のタレントのブッキングで「調整中」という文字を
よく目にするが、前後の仕事の関係や、番組担当者の
「おいしいタレントをブッキングしたい」という思いで、なかなか
仕事が決定しない状態。それが「調整中」ということになるそうだ。
(かなり内容を省略してしまったが)

私たちの世界にも同じような言葉がある。
それは「候補」と「キープ」なる言葉だ。

「ヨシムラサン、○月○日、キープになりました。時間未定です」
「○月○日に候補入れます」

これが連日続いたことがあった。
「キープの時間未定」とは、その日一日を押さえなければならない。
はっきり言って、身動きが取れない。
「候補」は文字通り複数人の中から先方が私を選ばなければ
仕事にならない状態だ。
十把一絡げ。店頭でざるに並んだ商品と一緒だ。

ただ、すべての仕事が決まればかなりの金額になる。

しかし、数日前から前日に「キープ、なくなりました」の連絡が相次ぐ。
もっと酷いのは何の連絡もなく、こちらが電話で確認すると
「ばれてます(無くなってます)」というものだ。

キープが外れるのは仕方が無い。
候補から外されるのも仕方が無い。いずれも私という商品力の問題だ。

問題は、そこで押さえられた時間の損失は、いったい誰が補填する
のかという、ほとんど永遠の課題と、人の時間をそんなに簡単に
扱うなという「怒り」である。何も出来ずに待っていたのに、
「無くなってますねー」じゃ、あんまりだろう。

結局そのとき、私のスケジュールははじめは真っ黒だったが、
次第に「ばらし」が多くなり、結局2本くらいしか残らなかった。
それ以来私は「キープ」と「候補」の連絡は信用していない。

これを友達関係に置き換えてみたらどうだろう。
友人と「○月○日の○時に何処どこで」と約束をして、
前日にその友人が「やっぱ都合付かないでキャンセルね」とか、
待ち合わせをしても来ないので電話したら「キャンセルさせて」とか。
そんなことが続いたら、そしてあなたがその待たされる立場だったら
どう思うだろうか。

こんな仕事の発注の仕方がまかり通っているのが私が身を置く
ナレーションの業界だ。
しかも請負金額すら知らされず現場に赴くことだって茶飯事だ。

弊社の会計士がこう言ったのが印象的だ。
「いくらで受けたか知らずにに仕事するなんて考えられないですね」

確かにそうだ。もっとももちろんそんな現場ばかりではない。
事前にきちんとギャラや拘束時間を知らせてくれる会社の方が多い。

・・・ナレーターという職種は意外に人口が多く過当競争気味で、
しかも番組などでのキャスティングの際、一番後回しにされる
職種の一つだ。

過去の経験から、東京より地方のナレーターのほうが、労働環境は
いいと思う。地方ではあまり酷いやり方はすぐに広まってしまうのだ。
でも私は「東京」を選んだ。その選択が間違と思いたくはない。

東京はナレーター人口も多いがディレクターや演出も、仕事量も多い。
言い換えれば、多少人の道にそれた仕事をしたところで、
次を考えなければ無茶が出来るのだ・・・

仮に我々の職種で組合があったら、そのような人の扱いは、
一番に問題になるだろう。
しかし仮に組合が出来たとしても、すぐに抜け駆けする奴らが出てきて、
組合自体は成立しないのは確実だ。
それは売れた者勝ちの世界だからである。

コラムを読みながら、ナレーターもタレントも、苦労しているのだ
という思いを強くする。解決法はただ一つ。

「売れること」なのだ。遅咲き目指して頑張るぞー。

17:30にOAを終えて、事務所に向かう。
取締役の妻がPCと格闘していた。年賀状や文書の準備をしていたら
帰りそびれてしまったという。私も一緒に作業開始。
081219k.jpg
珍しい一枚が撮れた。
政府は中小企業に助成を。なんてことを言っているが、うちは
そんな恩恵に預かった事など、ない。
しかし年はなんとか越せそうだ。

毎日精進するしかない。売れて何ぼの業界だ。
でも、少しは優しくして欲しいと思うこともあるのだ。
スポンサーサイト

category: お仕事

thread: 今日の出来事

janre: 日記

tb: --   cm: --

Twitter

プロフィール

最近の記事

FC2カウンター

FC2カウンター

リンク

shinobi アクセス解析

ブロとも申請フォーム

ブログ内検索

RSSフィード

月別アーカイブ

カテゴリー

▲ Pagetop