供養の週末・1(02/16) 
2013/02/16 Sat. 23:00 [edit]
車を走らせて、羽田へ。
いい天気だが、風が強く寒い。
きょうは九州から私の両親と弟が上京する。
自宅近くまでバスや電車で来てもらえばいいのだが、
数十年ぶりに私の親と弟と一台の車で移動だ。
一緒の車で移動するのは、私が覚えてきる限り、私が幼い頃、
父親が運転する車で休日に家族全員で出かけた時以来ではないだろうか。
そうだとすると、30年以上前の話だ。
航空機は遅れて到着。強風の影響だろうか。
到着は第一ターミナルだ。久しぶりに来た。
ANAが第二ターミナルに移動するまで、羽田と言えば第一ターミナルだった。
現在はJALやSKYマークなどが使用している。普段ANAが多い私にとっては
ここも十数年ぶりだ。
始めに両親到着。軽く昼食を取っている間に弟が到着。
親子揃って自宅へ。
妻の両親は今回は欠席。初盆で再開することになるだろう。
今回は立派な花を贈ってくれた。それから親戚からも花が届く。
気持ちがありがたい。
親父とお袋は、菩提寺で位牌を作ってもらって持ってくるという
役目もあった。
長男はじぃじ、ばぁばに加えて、おじさんが来たのでテンションが
あがりっぱなしだ。嬉しそうでご飯もいつも以上に食べていた。
色んな話をして、父、私、それに弟の三人でホテルの地下で飲みなおし。
実は父の念願でもあったのだ。男同士の親子で酒を飲むということが。
親父は殊のほか嬉しそうだった。母親や小さい子供がいるとなかなか
出来ない話もある、それぞれにそれぞれの話をしながら時間が過ぎる。
明日もあるのでそろそろ。と切り出したのは親父だ。
以前に比べて酒は弱くなっている。
弟をホテルの入り口まで送って、寒風吹きすさぶ街を歩いて帰宅。
なくなった次男が引き合わせた、私の家族。
何とも複雑な思いで過ごす夜だ。
| h o m e |