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華々しさは、長続きしない。(07/31)  

昨日はすっかり遊んでしまった。
今朝の私はワークアウトからスタートだ。
抜けるような青空が爽快だ。
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体脂肪率は13.4%と良好。
ジムの体脂肪キャンペーンは来月末までだ。どこまで下げられるか。
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メンバーは、ほぼいつもの顔ぶれ+外国人の割合が増えてきたような気がする。
とにかく、いつものメニューをこなして1時間半。
無事終了。とにかく天気が半端なくいい。
と言うことは、きょうも物凄い暑さになるか。
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午後のスタジオワークに備えて事務所入り。
その前に昼食を調達。あまり腹は減ってなかったので、コンビニで
小さな鶏飯弁当。なかなか美味だった。
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今月もやっと終わりだ。停滞気味の7月は早く過ぎてしまえ。
そんな気分だ。
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さて、そろそろ出かけよう。きょうは水天宮方面へ。
地下鉄の駅から地上へ出ると、これまたいい天気だ。
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案件は、大手生保会社の研修用映像ナレーション。
いつも頂いている案件だ。今回は2本ある。
毎回30分ほどで終わる収録が、少々時間がかかる。
それでも1時間ほどで終了した。毎度ありー。
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スタジオワークは、やはり楽しい。
私の源泉は何があってもこれなのだろう。
私も一時期は今と比較にならないほど華々しかった。

「しかし、華々しさは、長続きしない」

なぜ突然このようなことを言うのか。
このところのオリンピックを見てそう思ったからだ。
報道は「メダルラッシュ」と報じているが、果たしてそうだろうか。
現在のところ、日本の金メダルは1つだ。

もっと言えばメダルの数ではなく、競技の内容はどうだろうか。
例えば、体操などは事前報道では期待が大きかったようだが、
結局「猛抗議」の末の「銀」と言う結果だ。

個人的なことは書きたくないが、「生まれてこの方プレッシャーなどない」
と言い切っていた選手のインタビューを見ていて、その選手の印象が
変わったのだ。
プレッシャーは誰にでもある。
この体操選手に限らず、今の若い人の「変な自信」や「断定的なものの言い方」
は、何が根拠なのだろうか。

自信があるのは大いに結構だが、マスコミの使い方を誤ると大火傷するのだ。
思い返せば、ボクシングの「あの一家」とダブる。そして冬のオリンピックで
インタビューに「ちっ、うっせーな」と言い放った「あの選手」と紙一重なのだ。

もっと謙虚にならなければ、本当に意味での金は取れないだろう。
翻って、女子柔道の松本選手は、女性とは思えない試合前のワイルドさと
ハングリーさに、競泳女子では銅メダルを獲得した寺川選手の
「素直な喜びっぷり」に大いに好感が持てた。

確かに「金は確実」と事前に騒がれ、マスコミに大きく取り上げられて
しまい、そのときの年齢が若ければ(若くなくても)「勘違い」するかもしれない。

前述の柔道と競泳の2人はそれほど騒がれていないだろう。
しかし、メダルを取った後のマスコミの持ち上げっぷりはどうか。
体操日本代表の日本出発前と競技後のマスコミの扱いはどうか。
冷静に考えれば自ずと見えてくる。

私がなぜここまで「こき下ろす」のか。
それは、私自身が福岡でタレントアナらしきことをしていた20代前半に
大きな「勘違い」をしていた経験を持つからだ。

当時の私は、40代後半の今の私から見ても実に華々しかった。
系列の垣根を越えて様々な番組にMCとして、リポーターとして、また
ナレーターとして出まくっていた。
当然それらから発生するイベントなどの司会なども多く、ひとりで
数千万を稼いでいた時期だ。

露出が多いということは、当然多くの人の目に留まる。
行く先々で「いい思い」をさせてもらった。
しかし、そうした状況は今思い返せば、数年しか続いていない。
その後、局アナとなって「ステイタス+楽しく安定した生活」が出来ると
思っていたら、同僚から「刺された」ことは本当に想定外の出来事だったが、
それを差し引いても、20代前半・中盤の「ちやほやされる」時代は
長く続いていないと、今になって思う。

我々のナレーターやアナウンサーの業界も、当然人間がやっている
商売なので「人柄」がでる。
画面を見ていて「根性がいいか悪いか」は表情や目を見れば分かる。
当時の私は、売れていたし、そこそこ人気もあった(と思っている)が、
今の私の年齢層の人間から見れば「思い上がった若造」だったに違いない。

最近いつも思うのだ。
当時、私と仕事でご一緒してくださった皆さん、当時は若かった故に
思い上がっていて不快な思いをした方に対しては申し訳ありませんでした。と。

オリンピックの選手団を見ていて、苦労人もいるのだろうが、少々違和感を
感じたのでつい書いてしまった次第だ。

中国など、国の威信をかけて挑んできているチームと比較するほうが
酷なのかも知れない。

今の日本のメダル数は、そのまま今の「国力」を象徴していないだろうか。
抜群に飛びぬけていないが、抜群に悪くない。みたいな我が国だ。

「なにか」が欠けている。
自分自身への自戒とこれまでの反省の意味も込めて。
7月もきょうで終わり。新たな8月に期待を込めて。
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