FC2ブログ
■■■ きょうのお仕事 ■■■ ホーム » 子育て »「でんしゃ、みるー」の家族サービスで思う。(10/10)

「でんしゃ、みるー」の家族サービスで思う。(10/10)  

きょうこそワークアウトと思っていたが、朝からだらだらしてしまった。
仕方ない。こうなったら徹底的にだらだらしよう。
のーんびり起きて、まったり、うだうだ。

午後から家族揃ってお出かけ。
妻は羽田空港に飛行機を見に連れ出そうと考えていたようだが、
私の「地下鉄博物館行く?」の問いかけに我が子は速攻「いくー」
となった。じゃあ、出かけよう。
111010a.jpg
我が子が手前で「非常口はこちら」のような格好をして
写っているのもご愛嬌。相当楽しみにしているようだ。

半蔵門線で出発。九段下で東西線で乗換えだ。
実は我が子は昨日、妻にプラレールの東西線を買ってもらった
らしく、きょうも手にそれを持っている。
111010b.jpg
本物を見て大興奮。しかし乗ってしまったら地下鉄の揺れに任せて
「すや~」と眠ってしまった。

葛西駅到着。我が子を起こすと、すぐに起きた。
珍しいことだ。入場券を購入して(我が子は無料)中へ。
さートラップがいっぱいあるぞー。

都心の地下鉄のジオラマは、ボタンを押すと近くの模型が発車する
仕組みだ。最初こそ楽しくやっていたが。。。
111010c.jpg
ちょっと大きいお兄ちゃんに発車ボタンを譲らなかったために、
その後我が子ははじき出され、掴み合いのけんかに発展しそうになった。
だから何でもかんでも「だめー」と否定から入ってはいかんのだ。
また一つ勉強。

その後、シミュレーターコーナーで、東西線、有楽町線、銀座線の
運転台に果敢に座って運転操作にチャレンジする。
111010d.jpg
なかなか様になっているが、突然ブレーキをかけたり、関係ない
スイッチをカチャカチャ動かしたりと、まことに落ち着きがない。
仕方ない、3歳だもの。
111010e.jpg
しかし、自分が運転しているという感覚はあるようだ。
この笑顔を見て安心。
きょうは祭日だったので子連れが多かったが、中にはしっかり
成人していて、定職を持っていないと思われる男性諸君の姿あり。
しかし、手には白い手袋、自作の時刻表を運転手さながらに
運転台にセットして、見事な運転技術を披露するのにはびっくり。
だったら東京メトロに就職すればいいのに。

小さい鉄っちゃんも大勢いた。
111010f.jpg
一番右は我が子、真ん中は知らない子だが、さすがこのような
ところに着てくる服をしっかり選んだと見える。
初対面でも子供同士は話が弾んでいた。

この直後、ちょっとした「事件」が起きた。
副都心線のプラレールを持ったお兄ちゃんと我が子が話をしていて
我が子の東西線のプラレールを二人で見ていたとき、突然我が子よりも
小さいと思われる子供が、我が子の手からプラレールをひったくって
逃走。我が子は必死で追いかけ、服をつかんでその子を倒して
プラレールを奪い返した。その後、安心したのか妻の下で大泣き。

ひったくった子供は、笑いながら物凄い勢いで逃げたが、我が子から
倒され、その様子を見ていた母親からきつく怒られていた。
母親の怒り方を見ると、このようなことは初めてではないらしい。
しかし要注意だ。子供のうちはこんなレベルで済むが、大人になったら
立派な「ひったくり」だ。
妻はその光景の一部始終を見ていて相当ショックだったらしく、
「あれはだめだよねー」と言い続けていた。

我が家では、というより、我が子の通っている保育園のある地域は
誤解を恐れずに「品が良いか悪いか」と問われれば「良い」地域だ。

遊んでいるときに貸して欲しければ「かーしーてー」「いーいーよー」
だめなときは「あーとーでー」とみんなで言い合って遊んでいる。

だから闘争心が足りない。遊びでもエリア外の公園や施設では
負けてしまうことが多い。
本当に誤解を恐れずに言えば「金持ち喧嘩せず」を地で行く地域なのだ。
我が家は決して金持ちではない。小規模零細企業のオヤジの家庭だ。

今回、遊んでいる子供達を見ていて気付いたのだが、子供も4~5歳に
なると小生意気になり、ウチの子のような小さな子供が「貸して」と
お願いしても絶対に貸さない。
その親らしい輩は、子供の後ろで何も言わずに見ている。

それがだめなのだ。

誤解を恐れずにいえば、親がろくな人間教育を受けていないから
人の列に割り込んだりしてもなんとも思わず、それを見て育った
子供も平気で同じ事をする。

博物館を出るちょっと前に、我が子はジオラマの発車ボタンを
押させてもらおうと必死で2人兄弟にお願いしていたが、兄と
思しき子供が「ぼくの弟が押すからだめ」と必死で我が子を
ブロックしていた。このようなときにはその親が「譲りなさい」と
いうべきだろう。それを後で聞いた妻は「そんなことなら私が
文句を言ったのに」と怒りまくっていた。

我が家では「譲る精神」をしっかりと教えている。

テレ朝の「怒り新党」で、MCの有吉氏のポスターに書かれている
キャッチコピーで「子供のケンカに親が出る」とあるのだが、
このフレーズは私は大好きだ。
厳密に言うと、私は子供のけんかではなく、余裕のないささくれ立った
ような優しさのない子供に育てた親に対して、ケンカを売る気マンマンなのだ。

我先にと、人を押しのけてのし上がったり、一番になろうとしたりしても、
そんな天下は絶対に長続きしない。

(気持ちだけは)金持ち喧嘩せず。しかし売られた喧嘩は真剣に買う。
そして徹底的にやる。それが我が家のモットーだ。

人に対して優しさがない子供は、大人がきちんと教育しなければ
いけない。その前に大人がきっちりわきまえなければならない。
たまに雑多な人間がいる場所に出かけると、そこから学ぶことは
本当に多い。
111010g.jpg
もっといえば、そんなことでギスギスしてるから、アジア周辺国から
何でもかんでも追い越されるんだよ、日本は。と考えるのは私だけか。
スポンサーサイト



category: 子育て

thread: 今日の出来事

janre: 日記

tb: --   cm: --

Twitter

プロフィール

最近の記事

FC2カウンター

FC2カウンター

リンク

shinobi アクセス解析

ブロとも申請フォーム

ブログ内検索

RSSフィード

月別アーカイブ

カテゴリー

▲ Pagetop